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ふぐまん

ふぐマン 1 (ジャンプコミックスデラックス)


ふぐまん 徳弘正也 全6巻 


「私は女性と話ができない」

38歳、独身生活を送る大学の研究室に勤める工学博士、竹田虎之助。

生物学博士である同僚の提案で遺伝子組換えの実験体に。


「性格がかわるんだろ?」


躊躇していた虎之助は「虎」DNAサンプルを選択する。


「ふぐまん」の誕生である。



個人的感想

表紙からも伝わるレトロ感、徳弘先生原点回帰作品。


しかしこの作品は打ち切りによって終了しています。

結果、先生は集英社を後にし、現在は小学館で「亭主元気で犬がいい 」を連載中。



ギャグ、下ネタ、科学。

この辺りが話の中心になるのですが、僕は普通に好きです。


登場人物に嫌な感じもなく、主人公の人柄にも好感が持てます。


ただ、ネタとしては新鮮さが欠けるというのも事実。


ターちゃん、狂四郎ではこれに近いもの、もしくはそれ以上の物語が読める訳で…





かといって「ナパのばか」以上のギャグがあるわけでもなく…


でも打ち切りって大御所漫画家でもけっこう喰らってますよね。


また徳弘正也先生には集英社で何か書いて貰いたいのも正直なところです。


下ネタ無しのガチな格闘漫画とか読んでみたいです。



好きなシーン

木村博士の温泉旅行


別れた嫁さんと娘の話です。


温泉雑誌の半詐欺野郎どもを科学的に論破、返り討ちにします。

結果的に元嫁は再婚を取りやめ、娘は父を見直すというわけです。


全然普通なこの内容、ターちゃんに近い何かを感じます。


木村博士は容姿は全く違うのですが「アナベベ」的な良さがあるいい奴ですよね。





スペースデブリ(宇宙ゴミ、地球軌道を周回するあらゆる人工物体)

これについても触れているのも流石。


マイナスイオンの科学的論破も爽快。



こういった自然環境、社会問題への問いかけは徳弘先生は昔から作品を通じて訴えています。

そのブレない思想が凄いなぁとしみじみ思います。







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テーマ : マンガ    ジャンル : 本・雑誌

近未来不老不死伝説 バンパイア

近未来不老不死伝説バンパイア 3 (ジャンプコミックスデラックス)
近未来不老不死伝説バンパイア 3 (ジャンプコミックスデラックス)

近未来不老不死伝説 バンパイア  徳弘正也 全5巻

2010年に起きたマリア会の軍事クーデターにより日本は民主主義が消滅し、マリアを神と崇め「正義は必ず勝ち正直者は報われる」ことを教義とするマリア律法が全てに優先し異を唱えるものを排除するディストピアと化していた。

2014年、マリアの娘である本田マリアは昇平の妹として育ち普通の女子高生となっていたが政権内部の権力闘争に巻き込まれていく


個人的感想

この作品は2部構成になっています、この作品はその2部目にあたります。

無精生殖によって生まれた、マリアこと本田マリアがバンパイアとして登場します。


昭和編を読んでいる事がこの作品を楽しく読むための必須条件になるんですが、ノスタルジックな雰囲気から一変したディストピアな世界、そこには民主主義は存在しません。

まず誰しもが驚くのは昇平の成長っぷり、金髪のイケメンで再登場です。


「覚醒者」としての能力は衰えていた彼ですが、本田マリアの為に再び戦います。

マリアの幼馴染であるブーちゃんとあの人にしか見えない影山。


ラストについては賛否あると思いますが、それぞれの「思想」その結末。



好きなシーン

神々の戦い


やはりアクションシーンが上手な徳弘先生の真骨頂です。


ここから先はかなりのネタバレです。


圧倒的な多勢対少数、漫画では普通に勝ってしまいそうなこの戦い。

普通に、いともあっさり負けてしまいます。

戦いを見たマリア会の面々は魅せられ、感銘を受けます。

昇平の後を任せられる覚醒者、ブーちゃんの活躍。

奮闘するマリアと影山。


が、ここまでです。


主人公である昇平はいともあっさりやられます、一刀両断です。

ブーちゃんの最期もかなり悲惨に。


そして影山とマリアが生き残り物語は結末を迎えます。



十文字 篤彦とマリア、その最期。


読み終えた感想としてはデスノートで月が勝っていたらこんな感じだったのかなと思いました。






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昭和不老不死伝説 バンパイア

昭和不老不死伝説 バンパイア 2 (ジャンプ・コミックスデラックス)
昭和不老不死伝説 バンパイア 2 (ジャンプ・コミックスデラックス)

昭和不老不死伝説 バンパイア 徳弘正也 全5巻


バンパイアであるマリアは不老不死に取り付かれた人間達との戦いをその長い人生において幾度となく繰り返してきた

2004年、再び不老不死に取り付かれた人間との戦いが近い事を感知したマリアは超能力を持った高校生本田昇平を見つけ出し、彼の能力を強化し始める。



個人的感想

世界観としては狂四郎に、内容は20世紀少年に近いと思います。

政治、環境、宗教、こういったものをテーマにしています、そこに人の欲や弱さなどが絡み合います。


バンパイア というからにはマリアと昇平が主人公であるのが当然だと思いますが、作中では十文字 篤彦も主人公と言えると思います。

一見するとロン毛の梁師範のような出で立ちをした彼ですが、この物語を大きく動かし続けます。

マリアと過ごした幼少期を糧とし、マリアの為に生涯を懸けていると言っても過言ではないです。


昇平のマリアと篤彦のマリア、この相違が物語の核だと思います。


それまでの作品が良作揃いなので評価が低い本作ですが、読むとその世界観にグイグイ引き込まれます。

読んで損はしない作品だと思います。



好きなシーン

現在より永遠に。

最終話です。

この前の話の「今朝のマリアはいつもより綺麗だよ、きれいだよ」


ここからの流れが好きです、最終話の扉絵はマリアと昇平、そして篤彦が笑顔で並んでいます。


作品の一貫したテーマ、というよりも徳弘先生の作品に共通したテーマに「戦争」がよく出てきます。

作中でも語られていますが、戦争がなければ人は平等に得られる、ということです。


人間には誰しも「欲」が存在します、言い換えるとそれによって活動している訳です。


もしもそれがなければ最終話の3ショットを作中で見ることができたのかもしれません。







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狂四郎2030 

狂四郎2030 1 (集英社文庫―コミック版)
狂四郎2030 1 (集英社文庫―コミック版)


狂四郎2030 徳弘正也 全20巻 文庫版 全12巻

第三次世界大戦後の日本は優生学思想を背景としたゲノム党の独裁により男女隔離政策がとられる徹底的な管理社会となっていた。

元軍人で巡査の廻狂四郎はバーチャルマシンを介して知り合った志乃に逢うため、関東から北海道の中央政府電子管理センターを目指す。


個人的感想

ターちゃんで有名な徳弘正也先生の作品です。

ターちゃん連載時には少年誌ではかなりギリ、いやアウト?な表現が多かったですがもう安心。

青年誌での掲載になったため、表現できるものが多くなりました。


最終巻で先生はこの作品を「現代版 ロミオとジュリエット」と言っていましたが、まさにその通りです。

ままごとみたいな契を交わした二人が数多くの苦難を乗り越えていきます。

そこには多くの人間の欲望が渦巻き、身も心も削られていきます。

性的な描写も多いです。


2030年の未来、そこにはアメリカ、中国が存在せず日本という国はひと握りの支配階級によって支配。

政治的な描写も多く物語は密接に進行します。



「人斬り」として多くの人間を殺し続けてきた英雄、狂四郎。

単純に敵と戦うシーンも多いですが、こういった描写はやはり上手です。

刀、銃、体術と扱う彼ですが、どれも迫力があって良いですね。


ターちゃんと同様に抜けた所も多いですが、彼も間違いなく英雄だと思います。




好きなシーン

アルカディア編

オアシス農場編も好きですが、アルカディア編は締めまで含めて良いので。


ここでは狂四郎の強さと弱さの対比が面白いです。


「俺はそんなに強くねえよ」


M型遺伝子異常を蔑まれ、島民から突きつけられた現実。


島で嫁である志乃と幸せに暮らす。

その為だけにフェンリルの討伐に。

フェンリルの子供を串刺しにするシーンはかなり鬼気迫るものがありました。


その後、島民と協力し、二条ひかるを捕縛。

島民達からの信頼を勝ち取った狂四郎の目の前で殺害され吊るされる山下とめぐみ。


嬉々として二人の最後を語る島民。

島民に対する殺意を抑えて島を去る狂四郎にかけられた言葉。


「人の数だけ欲望があり、欲望の数だけ地獄がある」

「ここもまた 地獄だっただけじゃ」


理想郷と呼ばれた島の結末、狂四郎は島を去る。



徳弘先生の作品ではよく描かれている言葉に

「けものは必要以上の殺戮はしない」

とあります。

現在の世界の多くは「資本主義」です。

生活に必要以上の蓄えをする事に心血を注ぐ生活です。

現在の人の生活と獣の生活、幸福なのはどちらなのでしょうか。







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新ジャングルの王者ターちゃん

新ジャングルの王者ターちゃん (第1巻) (ジャンプ・コミックス)新ジャングルの王者ターちゃん (第1巻) (ジャンプ・コミックス)

新ジャングルの王者ターちゃん  徳弘正也 全20巻

サバンナに動物と共に住むターちゃんとその仲間がジャングルの平和を守る日々を描いた作品。

ギャグも豊富に存在する。



個人的感想

アニメ化もされているので有名な作品であると思います(ターちゃんの声優は岸谷五朗)

この時代のジャンプは黄金期でしたね。


ジャンプの作家層の厚さは凄かったです。


トーナメント戦等が多く一見ベタな展開なんですが、画力やストーリー、ギャグ、どれをとっても高いクオリティだったと思います。

ギャグにより残酷な描写はだいぶ和らげられていましたね。

主人公のターちゃん以外にも梁師範やペドロ、そしてアナベベですらもかっこよったです。

梁師範とターちゃんの関係がまたいいんですよね~。



好きなシーン


アペデマス編

基本的には全巻通して好きなんですが、あえて挙げるならここです。

風神や軍神、剣聖などのワードに当時小学生だった僕は激しく中ニ熱に当てられました。


それまでのストーリーとは変化をさせ、ラストではアペデマスを殺さなかったのも印象深いです。

ターちゃんの出生にも深く関わっていますね。



そして「ナパのばか」かつてこれほど直球で面白いギャグがあっただろうか....




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余談ですが「ワンピース」の尾田栄一郎先生は徳弘正也先生のアシスタントだった模様です。




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